平成22年度 
社会福祉法人徳之島町社会福祉協議会事業実績







1, 基本方針

徳之島町社会福祉協議会は地域住民、徳之島町、社会福祉関係者などの参加・協力を得て,住民主体の理念に基づき地域が抱えている種々の福祉問題を地域全体としてとらえ、地域ニーズに対応した活動を計画し協働して解決を図る福祉コミュニティーづくりと地域福祉推進を目指すことを基本とします。
社協ならではのサービスを提供し地域住民から信頼され頼られる存在となるよう地域福祉・在宅福祉サービスの充実に向けた円滑な事業の推進を図ることを基本方針として各事業を推進しました。
重点目標
1. 地域福祉推進事業の計画的な実施強化
2. 次世代育成「子育て支援」事業等の推進
3. 地域福祉ネットワーク「きゅううがめら活動」の機能強化
4. 障がい者相談支援事業の計画的な運営
5. 社協会員及び会費に関する広報活動






2, 社会福祉協議会の経営及び基盤強化

地域福祉の充実・推進を図るために,社会福祉協議会の業務執行体制の強化と経営基盤の整備を進め、真に地域福祉・在宅福祉を総合的に推進する中核機関にふさわしい組織と体制づくりの強化に努めました。
(1). 理事会・評議員会の開催
 ? 第2回理事会及び評議員会の開催(平成22年5月17日)
 議題・平成21年度事業実績報告について
 ・平成21年度一般会計収入支出決算について
 ・平成21年度共同募金会計収入支出決算について
 ・平成21年度日赤会計収入支出決算について
 ・平成21年度一般会計・共同募金会計・日赤会計監査報告
 ・指導監査報告について
 ・徳之島町社会福祉協議会経理規程の一部改正について
 ・心配ごと相談所設置事業運営規程の一部改正について
 ・徳之島町社会福祉協議会会長・副会長の選任について(理事会のみ)

? 第3回理事会及び評議員会の開催(平成22年11月29日)
 議題・評議員の選任について
・定款の一部改正について
・会長専決処分について
・平成22年度徳之島町社会福祉協議会一般会計収入支出第1次補正予算(案)について
? 第1回理事会及び評議員会の開催(平成23年3月30日)
議題・平成22年度一般会計収入支出第2次補正予算(案)について
・平成23年度事業計画(案)につい
・平成23年度一般会計収入支出予算(案)について
・平成23年度日赤会計収入支出予算案)について
・平成23年度共同募金会計収入支出予算(案)について
・平成22年度介護保険施設等実地指導報告について
        
(2) 監事会の開催 
平成22年5月11日,監事2名による監査の実施
  法人関係・経理関係・共同募金事業関係・日本赤十字事業関係・職員処遇関係が定款や各規程に基づいてなされているか監査を行いました。

(3) 社協会員及び会費に関する広報活動の実施
  社協の広報紙「社協だより」を年間6回(4月・6月・8月・10月・12月・2月)全世帯へ配布し会員及び会費の募集を行いました。

(4) 職員会議の定期開催
地域福祉活動を推進する中核的な団体として,地域住民の抱えている生活課題や利用者のニーズと社協事業運営等の問題点・課題等を職員が共通理解し,その解決策を図るため,定期職員会議を開催しました。
主任会議 6回   職員会議10回




3, 調査及び広報活動

  町民参加の地域福祉活動を推進するため調査研究・広報活動や要援護者の生活実態など福祉ニーズの把握に努めました。また地域住民の社会福祉に対する関心と理解を高めるため下記の項目を実施しました。
1. 社会福祉に関する活動への住民参加のための実態把握及び広報
2. 在宅要援護者等実態調査
  ・ 一人暮らし高齢者調査 → 3月末報告世帯数737世帯
  ・ 要援護者(見守り世帯)→     〃   700世帯
3. 災害被災者状況調査
    ・ 火災による全焼世帯調査 1世帯 ・ 落雷による半壊世帯調査 1世帯
4. 共同募金地域配分金に関する調査
    ・ 地域ふれあい餅つき大会実施地区の内容把握及び配分
    ・ 地域ふれあい美化活動推進に関する内容把握及び配分 
5. ボランティア団体等活動実態調査
    ・ 高齢者ふれあいサロン自主活動実態調査
    ・ 子育て支援団体実態調査
    ・ NPO・ボランティア団体活動把握
    ・ 鹿児島県社協ボランティァセンターとの連絡調整
6. 各種週間行事の啓発宣伝(ポスターの掲示など)
    ・ 医療・介護・福祉等,関係機関等の行事や制度等の周知・啓発宣伝 
7. 社協だよりの発行
    ・22年度発行回数    6回 (4月・6月・8月・10月・12月・2月)
       〃   枚数 32,400枚 (1回/5,400枚)
8. 社協ホームページ開設





4, 各福祉団体及び関係機関との連絡・協調

 福祉関係機関及び各福祉団体・保健医療機関・介護保険事業者との連携を強化し連絡調整を図る。
1. 民生委員協議会への助成と連絡・協調を図り協力体制及び協働
2. 身体障害者協会との連絡・協調
3. 手をつなぐ育成会との連絡・協調
4. 精神障害者家族会あけぼの会への助成及び連絡・協調
5. 老人クラブ連合会への助成及び連絡・協調
6. 母子寡婦福祉会への助成及び連絡・協調
7. 地域女性連絡協議会への助成及び連絡・協調
8. 保健福祉関係機関との連絡・協調を図り協力体制の強化を推進する。
9. 医療機関との連絡・協調を図り協力体制の強化を推進する。
10. 介護保険事業関係施設・事業所との連携・協力体制を推進する。
11. その他・警察署等との連絡・協調





5, 地域福祉活動推進事業

 地域住民のニーズに応じた福祉サービスの総合的な提供体制の確立に努め,ノーマライゼーションの思想が広く地域住民に理解されるよう啓発し,高齢者や障害を持った人々,次世代家庭等が同じ地域で「共に生きる」者として,安心で安全な暮らしができるよう,温もりに満ちた地域社会づくりに努めました。

1. 地域福祉ネットワーク「きゅううがめら活動」事業の実施 
要援護者
(見守等世帯) 寝たきり世帯10軒 ・ 一人暮らし世帯572軒
認知症高齢者世帯12軒 ・ 高齢者夫婦世帯 40軒
障害者世帯44軒 ・ 母子世帯8軒・ その他世帯14軒
714世帯

訪問回数             29,198  回
相談・生活支援・関係機関繋ぎ回数     147  回
きゅううがめら活動 研修会の開催 (平成23年3月7日)
  ・テーマー「気づく・つなぐ・支える・暖かい地域づくり」
地域のなかで精神的に病んでいる方や,その家族への声かけや自殺を予防するため,公的なサービスだけでは対応できない生活課題等を,一人ひとりの身近な問題として受け止め共通理解し,誰もが住みなれた地域のなかで,安心して,その人らしい生活が送れるように支援していくことを目的として徳之島保健所所長を講師に招き研修会を開催した。
参加者 143 名(協力員・地区駐在員・社協職員・役場職員・保険所職員)
    ・きゅううがめら活動協力員永年活動者に対する町長感謝状授与
      対象者 74名 : 活動期間が7年で現在活動中の協力員

2. 子育てサロン「ひだまりピヨちゃん」の実施
    身近な地域のなかで,子育ての当事者等とボランティア(地域住民)が多様な活動を通じて楽しみ,子育てを地域ぐるみで支援することを目的として実施しました。
   ・実施回数 : 9回  
・参加者 : 乳幼児73名 親 69 名  ボランティア 64 名 総数206名
 
3. 自主運営地域サロンへの協力・支援
   人生豊富な経験者が自分達の持ち味を発揮し,自発的に立ち上げたサークル活動に対して,必要に応じた支援活動を行い,定着普及に向けて取り組みました。
  また,鹿児島県社会福祉協議会が発行した情報誌,ボランティアのなかまや,ふれあい・いきいきサロン活動事例集への掲載など広報啓発に取り組みました。 
  ・東区きらきら教室(地域サロン)
・池間フラワークラブ及び池間いきいき会(地域サロン)

4. 子育て支援団体への活動協力及び支援
   子宝の島「子育て応援」として,地域のなかで安心して子育てができるように,住民参加による子育て環境を整備することを目的に活動している団体に対して運営助言や活動支援及び広報啓発支援(ボランティアのなかま情報誌掲載等)を行いました。
  ・母間学童クラブ「ペンギン村」
  ・親子ネットワークがじゅまるの家

5. 災害ボランティアセンター設置運用訓練
   台風や大雨による大災害が発生し多くの住民が避難所生活を余儀なくされたことを想定し,復興支援に向けたボランティアの受け入れや派遣等の効果的な運営方法を学ぶため,鹿児島県社会福祉協議会ボランティアセンター指導の下,徳之島三町の社会福祉協議会ボランティアセンターが協働で,設置運用訓練を実施しました。
  ・開催日 平成23年1月23日9:00〜15:30
・参加者 77名  内:徳之島町25名
(地区駐在員3名・民生委員1名・社協役員1名・社協職員20名)
   
6. 福祉教育ボランティア活動の助成及び支援(学校等への助成)
やさしい心・気づき・考え・共に生きる力などの実践的態度を育む,福祉教育ボランティア体験活動を推進する目的で助成金交付及び活動支援を実施しました。
・徳之島町内の小学校及び中学校支援助成:12校へ各10,000円
・災害ボランティア活動についての講話及び炊き出し訓練指導:井之川中学校
・介護体験学習指導(在宅介護の介助の仕方):徳之島高等学校
・施設体験学習及び訪問交流活動への協力:中学校3校,幼稚園1園

7. 環境美化ボランティア活動の助成及び支援(地区への助成)
   奄美の自然世界遺産登録に向けた環境美化活動を推進することを目的として,美化活動支援助成金を28地区へ総額302,000円交付しました。

8. 福祉スポーツ大会の開催
障がい者や母子寡婦父子世帯等の方々が,住みなれた地域で心豊かに安心して自立した生活を営むことができるように,関係機関及び各団体や地域ボランティア等が一同に会してスポーツを楽しみながら親睦を深め,相互に支えあう「温もりに満ちた住みよい町づくり」の推進を図ることを目的として開催しました。
  ・開催日 平成22年11月26日
  ・参加者 368 名

9. 心配ごと相談事業の実施
   地域住民の安心・安全な生活が営めるように,日常生活での心配ごとや相談ごとを受け入れて,解決の方向づけを手伝うための相談所を設置し,関係機関等に繋げました。
  ・相談件数 :63件
  ・相談員研修への参加 :1回
  
10. 地域福祉推進事業(鹿児島県社会福祉協議会助成事業)
   小子高齢社会の進展による高齢者だけの世帯の増加,限界集落の顕在化など社会情勢の変化によって,地域では公的な制度やサービスだけでは対応できない住民の生活上の課題が生じてきており,公的な制度等だけでは対応することが困難な地域の日常生活を支える地域福祉の実践活動を行い,共助活動の活性化を図ることを目的として実施しました。
    モデル地区 :轟木地区,金見地区(一次支援・二次支援・三次支援の実施)

11. 奄美地方豪雨災害ボランティアセンター運営応援の実施
   平成22年10月20日に発生した奄美豪雨災害の被災者の早期生活復旧を図るため,被災地社協に設置された災害ボランティアセンターへ職員2名を派遣しました。
   活動場所 :奄美市災害ボランティアセンター現地本部
   活動内容 :災害ボランティアセンター業務
   派遣期間 :平成22年11月1日〜11月4日(1名)
         平成22年11月4日〜11月7日(1名)







6, 福祉金庫貸付事業

  低所得世帯の緊急時,一時的な生活困窮を援助する為に必要な資金の貸付を行ない円滑な業務の運営に取り組みました。
1. 適正貸付の促進
  貸付金利用者 :40 世帯
  貸付総額   :894,000円   未返済額 :126,000円
2. 長期滞納世帯(過年度)の償還促進
償還滞納世帯 :13 世帯
償還滞納額  :207,000円   未返済額 :160,000円





    
7, 生活福祉資金貸付事務受託事業

    低所得世帯及び身体障がい者世帯・高齢者世帯等に対し,資金貸付と必要な援助指導を行うことにより,その経済的自立と生活環境の整備・生活意欲の助長促進,在宅福祉・社会参加の促進を図り,安定した生活が送れるようにすることを目的として民生委員との連携により貸付事業を実施しました。
1. 生活福祉資金貸付・償還業務(貸付促進・償還督励・援助指導)
 借入相談件数 15世帯 内1世帯貸付決定 / 償還業務 累計13世帯  
2. 延滞利子滞納世帯の免除申請の促進 2世帯
3. 市町村社協生活福祉資金事務担当職員研究会議への出席 1回
4. 民生委員児童委員協議会定例会での研修講話 1回




 
8, 寄付金還元事業

地域の皆様から本会へ寄せられた寄付金を財源に下記の事業を実施しました。

1 子宝奨励事業
徳之島町に住民登録を有する方で、出生届のあった新生児に祝い品を贈り、ニーズに即した子育て支援を行ない、徳之島町の次世代育成支援に寄与することを目的として 男児 21名,女児 21名,合計42名に「ハッピーおひるねタオル」を贈呈しました。

2 敬老の日
祝い品配布事業:徳之島町に住民登録を有する方で80歳以上の一人暮らし世帯に対し,地域ぐるみで敬老の日を祝うことを目的として,404世帯へ祝い品を贈りました。

3 心配ごと相談所相談員派遣事業
地域住民の多種多様なニーズに対応するため,定例の相談活動を実施し,より適切な助言と不安感の軽減を図るため,専門員による相談所を10回開設し対面助言及び専門機関へ繋げました。






9, ファミリーサポートセンター事業(町受託事業) 

  地域において育児の援助を受けたい人(依頼会員)及び援助を行ないたい人(援助会員)を会員として組織化し会員相互による育児に関する援助活動を行なうことにより安心して子育てができる環境をつくることを目的として下記の事業を実施しました。
   ・利用会員及びサポート会員の加入登録 
    利用会員 140人 / サポート会員 43人 / 両方会員 4人
    実利用会員 12人 / 実サポート会員 10人
   ・活動実績
    活動回数 200回 / 活動時間 357時間 
子ども預かり実人数 50名 / サポーター活動実人数 31名






10, 福祉サービス利用支援事業(鹿児島県社会福祉協議会受託事業)

  在宅要援護者の中で,判断能力に不安のある方や日常生活を営む上で不安のある方等自らの判断では適切な福祉サービスを利用することが困難な高齢者や障がい者等を支援するため福祉サービス利用支援事業を実施しました。
   ・福祉サービス利用支援契約者数 14世帯(うち契約終了2世帯)
   ・日常的金銭管理及び預金通帳等預かり等相談支援回数 521回
   ・問い合わせ相談件数 
     認知症高齢者等 15件 / 知的障害者等 1件 / 精神障害者等 3件
     その他 739件       合計 758件






11, 精神障害者地域移行支援特別対策事業

   精神科病院に入院している精神障害者のうち,受け入れ条件が整えば退院可能である方に対し,病院・施設等と連携し,円滑な地域生活への移行に向けた支援を推進することを目的として活動に取り組みました。
    ・地域移行支援協議会の開催 2回
    ・戸別支援会議の実施 3回
    ・カンファレンス等 3回






12, 共同募金会徳之島町支会設置事業

 共同募金・歳末助け合い募金運動に対する地域住民の理解と認識を深め,関係機関や各団体等と協力して募金の目的達成と配分金事業の円滑な運営促進及び広報・啓発活動に努めました。
1. 支会の運営業務
2. 配分調整業務
    ・助成金交付事業への配分 
助成先(ボランティア団体・グループ・地区・学校等)52箇所
助成金総額 681,000円 
    ・社協活動事業への配分 
      福祉スポーツ大会事業・子育てサロン事業・ネットワーク「きゅううがめら活動」事業
情報提供啓発事業
事業費総額 781,000円
3. 共同募金運動推進業務
4. 広報・啓発業務





     
13, 日本赤十字社徳之島町分区業務

  日本赤十字社社員社資募集事業に対する地域住民の理解と認識を深め,徳之島町分区の目標達成を図るとともに,日本赤十字社の使命である人道支援への協力と災害支援及び広報・啓発活動に努めました。
1. 分区の運営業務
2. 社資社員募集業務
3. 広報・啓発業務
4. 災害救援事業
5. 徳之島町赤十字奉仕団との連携及び助成(助成金230,000円)
6. 青少年赤十字加盟校活動支援及び助成 (助成金:各校 30,000円)
     加盟校(花徳小学校・母間小学校・井之川中学校)
7. 血液推進事業(献血事業)助成及び協力(助成金20,000円)
  





14, 介護保険事業
介護保険制度の改正に対応できる体制を整備すると共に効率よく,より質の高い介護サービスの提供に努めました。

1. 居宅介護支援事業(ケアプラン作成及び給付管理業務)
平成22年度介護計画書作成回数


要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
378回 282回 165回 70回 145回
1,040回


2. 予防プラン作成、支援事業(町からの受託事業)
  平成22年度予防計画作成書回数


要支援1 要支援2
33回 137回
170回


3. 訪問介護事業(要介護認定者の生活支援)
 平成22年度要介護認定者利用実績


介護1 介護2 介護3 介護4 介護5
188人 204人 61人 12人 72人
利用者数537人 ・ 利用回数9,224回


4. 介護予防訪問介護事業(要支援認定者の生活支援)
 平成22年度用支援認定者利用実績


要支援1 要支援2
77人 241人
利用者数318人 ・ 利用回数1,871回


5. 通所介護事業(要介護認定者の生活支援)
  平成22年度要介護認定者利用者実績



介護1 介護2 介護3 介護4 介護5
実人数 延人数 実人数 延人数 実人数 延人数 実人数 延人数 実人数 延人数
284 2,517 103 744 91 954 50 330 43 231
利用者総合計  実人数 571人 ・ 延人数 4,776人




6. 介護予防通所介護事業(要支援認定者の生活支援)



要支援1 要支援2 予防利用者合計3
実人数 延人数 実人数 延人数 実人数 延人数
53 210 158 1,099 211 1,309


7. 訪問入浴事業(要介護認定者の生活支援)
 平成22年度訪問入浴事業実績 






 
/利用者数 生保世帯利用者数
登録者数
累計

訪問回数
累計
22年度
実績

登録者数
累計

全身浴
累計

部分浴
累計

登録者数
累計

全身浴
累計

部分浴
累計
合計 43人 164回 2回 4人 5回 0回 44人 171回

 






15, 障害者自立支援事業

 障がい者自立支援法に基づき適正かつ円滑な事業を行い,障がい者の自立した生活を支援することを目的として下記の福祉サービスを実施しました。
1. 居宅介護事業(訪問介護員による身体障がい認定者への生活支援)
    平成22年度身体障害者居宅介護(ホームヘルプサービス)利用者実績


身体介護 家事援助 合計
286回 390回 676回
利用人数81人

  
2. 移動支援事業(町受託事業)
    平成22年度移動支援利用実績   
利用者5人 利用回数8回

    
3. 地域活動支援センター(町受託事業)
  障がい者等の地域の実情に応じ、創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流の促進等の便宜を供与することにより、障がい者等の地域生活支援の促進を図ることを目的として事業を推進しました。
* 平成22年度利用者実績
利用者数 :   12人
利用回数 : 1,084回
     
4. 障がい者相談支援事業(町受託事業)
 障がい者又はその保護者からの相談に応じ、必要な情報の提供等の便宜を供与することや、権利擁護のために必要な援助を行なうことにより、障がい者等が自立した日常生活や社会生活を営むことができるようになる事を目的とし事業を推進しました。
* 戸別相談支援活動実績

訪 問 来所相談 同行 電話相談 関係機関 合 計
53 17 2 16 3 91

* 障がい種別相談支援実績

知的 身体 精神 発達 高次脳機 難病 その他 合計
1 43 35 3 0 0 9 91

* 調査・実態把握件数 : 18件






16, 食の自立支援事業 (町受託事業)

 一人暮らし高齢者等で,身体虚弱なため食事の調理が出来ない方や日常生活を営むのに支障のある方に対して,配食サービスを提供するとともに,安否確認を行ない孤独感の解消や食生活の改善と健康の増進に努め,利用者の健康状態、生活状況等に異変や緊急を要する事態が発生した場合,関係機関等に繋げネットワーク機能を強化しました。
   * 平成22年度宅配弁当利用実績
     利用者述人数 : 786 人
     昼食配食数  : 8,041食 
     夕食配食数  : 7,418食  合計配食数 15,459 食







17, 徳之島町在宅福祉アドバイザー活動促進事業(町受託事業)

     高齢者や障害者、次世代家庭等に対し住みなれた地域で安心して暮らすことができるように地域住民一体となって地域のニーズに応じた活動を行い、地域福祉の向上に努める。本会では「きゅううがめら活動」との協働事業として実施しました。





18, 地域介護予防活動支援事業(地域サロン)(町受託事業)

  在宅高齢者を対象に地域において集う場を確保し,地域住民の参加協力のもとで介護予防活動の推進に努めました。





19, 民生委員児童委員協議会事務協力

 民生委員児童委員協議会事務局を設置し,住民の生活状況把握と生活に関する相談・助言・情報提供・関係機関との連絡連携,定例会の開催等の調整や,運営に関する事務の執行を行いました。
 

 




20, 各種研修・会議・大会参加

 地域福祉を推進する団体として,社会福祉の各職種に専門性が強く求められている状況下で、地域福祉・在宅福祉の充実・発展のために,社協役職員の各種研修会への参加及び会議を実施し,専門的知識・技術・資質の向上に務めました。
   * 平成22年度各種研修会・会議参加実績(旅費を伴った研修会等)
     ?法人・地域福祉推進事業関係
      ・県市町村社協連協総会及び研修会(鹿児島1名)
      ・市町村社協監事研修(鹿児島1名)
      ・第1回社会福祉法人会計研修(鹿児島1名)
      ・大1回理事会,大島地区社協連協総会並びに研修会(奄美市1名)
      ・福祉サービスに関する相談・苦情解決事業研修(鹿児島1名)
      ・第2回社会福祉法人会計研修(鹿児島1名)
      ・奄美大雨災害ボランティアセンター運営支援(奄美市2名)
      ・コミュニティーワーカー研修会(鹿児島1名)
      ・市町村社協会長及び事務局長会議(鹿児島1名)
      ・第3回社会福祉法人会計研修会(奄美市2名)
      ・大島地区社会福祉法人監事研修会(奄美市1名)
      ・第1回福祉サービス利用支援事業専門員会議(鹿児島1名)
      ・第2回福祉サービス利用支援事業専門員会議及び支援員研修会(奄美市3名)
      ・生活福祉資金貸付事務担当者県境協議会(鹿児島1名)
      ・各種相談員研修会(鹿児島1名)
      ・鹿児島県相談支援従事者現任研修会(鹿児島1名)
      ・第3回福祉サービス利用支援専門員研修会(鹿児島1名)
?介護事業所等関係
      ・介護保険施設等の集団指導(奄美市1名)
      ・第1回相談支援専門員スキルアップ研修会(鹿児島1名)
      ・障害福祉サービス責任者等の請求事務説明会(奄美市1名)
      ・入浴福祉レベルアップ講座(鹿児島1名)
      ・第1回介護支援専門員基礎研修会(鹿児島1名)
      ・第2回介護支援専門員基礎研修会(鹿児島1名)
      ・大島地区介護支援専門員研修会(知名町1名)
      ・介護職員処遇改善交付金のキャリアパス要件に関る説明会(奄美市1名)
      ・訪問介護サービス提供責任者研修会(鹿児島1名)
      ・施設ケアプラン作成及びケアプランの在り方研修会(鹿児島1名)
      ・認知症ケア研修会(霧島市1名)
      ・ディサービス研修会(霧島市1名)
      ・大島地区社協通所介護職員研修会(奄美市1名)
      ・栄養と食事研修会(霧島市1名)





 
 

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平成23年度 
社会福祉法人徳之島町社会福祉協議会事業計画




1, 基本方針

徳之島町社会福祉協議会は地域住民、徳之島町、社会福祉関係者などの参加・協力を得て,住民主体の理念に基づき地域が抱えている種々の福祉問題を地域全体としてとらえ、地域ニーズに対応した活動を計画し協働して解決を図る福祉コミュニティーづくりと地域福祉推進を目指すことを基本とします。
社協ならではのサービスを提供し地域住民から信頼され頼られる存在となるよう地域福祉・在宅福祉サービスの充実に向けた円滑な事業の推進を図ることを基本方針とし次の重点目標を掲げて各事業を推進していきます。

重点目標
1. 地域福祉推進事業の計画的な実施強化
2. 次世代育成「子育て支援」事業等の推進
3. 地域福祉ネットワーク「きゅううがめら活動」の機能強化及び住民座談会の実施
4. 介護保険事業の計画的な運営
5. 社協会員の増強




2, 社会福祉協議会の経営及び基盤強化

 地域福祉の充実・推進を図るために,社会福祉協議会の業務執行体制の強化と経営基盤の整備を進め、真に地域福祉・在宅福祉を総合的に推進する中核機関にふさわしい組織と体制づくりの強化を図る。
1. 理事会・評議員会の開催
2. 監事会の開催 
3. 社協会員の増強と会費の増収を図る。
4. 職員会議の定期開催




3, 調査及び広報活動

 町民参加の地域福祉活動を推進するためには調査研究・広報活動が不可欠の要件であり要援護者の生活実態や福祉ニーズの把握に努めるとともに、社会福祉への理解と関心を深め世論の啓発を図るため下記の項目を実施する。
1. 社会福祉に関する活動への住民参加のための実態調査
2. 在宅要援護者等実態調査
3. 災害被災者状況調査
4. 共同募金地域配分金に関する調査
5. ボランティア団体等活動実態調査
6. 各種週間行事の啓発宣伝(ポスターの掲示など)
7. 社協だよりの発行
8. ホームページの更新



4, 各福祉団体及び関係機関との連絡・協調

 福祉関係機関及び各福祉団体・保健医療機関・介護保険事業者との連携を強化し連絡調整を図る。
1. 民生委員協議会への助成と連絡・協調を図り協力体制及び協働
2. 身体障害者協会との連絡・協調
3. 手をつなぐ育成会との連絡・協調
4. 精神障害者家族会あけぼの会への助成及び連絡・協調
5. 老人クラブ連合会への助成及び連絡・協調
6. 母子寡婦福祉会への助成及び連絡・協調
7. 地域女性連絡協議会への助成及び連絡・協調
8. 保健福祉関係機関との連絡・協調を図り協力体制の強化を推進する。
9. 医療機関との連絡・協調を図り協力体制の強化を推進する。
10. 介護保険事業関係施設・事業所との連携・協力体制を推進する。
11. その他・警察署等との連絡・協調



5, 地域福祉活動推進事業

 地域住民のニーズに応じた福祉サービスの総合的な提供体制の確立に努め,ノーマライゼーションの思想が広く地域住民に理解されるよう啓発し,高齢者や障がいを持った人々等が同じ地域で「共に生きる」者として生活できるよう,温もりに満ちた地域社会づくりに努めます。
1. 地域福祉ネットワーク「きゅううがめら活動」事業の実施
2. 子育て支援の実施
3. 自主運営地域サロンへの協力・支援 
4. 子育て支援団体への活動協力及び支援
5. ボランティア講座の開催
6. 福祉教育ボランティア活動の助成及び支援(学校等への助成)
7. 福祉施設体験研修の実施
8. 環境美化ボランティア活動の助成及び支援(地区への助成)
9. 福祉スポーツ大会の開催
10. 心配ごと相談事業の実施
11. 地域福祉推進事業(鹿児島県社会福祉協議会助成事業)




6, 福祉金庫貸付事業

 低所得世帯の緊急時,一時的な生活困窮を援助する為に必要な資金の貸付を行ない円滑な業務の運営を図る。
1. 適正貸付の促進
2. 長期滞納世帯の償還促進



    
7, 生活福祉資金貸付事務受託事業

低所得世帯及び身体障がい者世帯・高齢者世帯等に対し資金貸付と必要な援助指導を行うことにより,その経済的自立と生活環境の整備・生活意欲の助長・促進を図り安定した生活が確立されることを目的に資金の有効な活用を図る。
1. 生活福祉資金貸付・償還業務(貸付促進・償還督励・援助指導)
2. 延滞利子滞納世帯の免除申請の促進
3. 市町村社協生活福祉資金事務担当職員研究会議


 
8, 寄付金還元事業

地域の皆様から本会へ寄せられた寄付金を財源に下記の事業を実施します。
? 子宝奨励事業:徳之島町に住民登録を有する方で、出生届のあった新生児に祝い品を贈り、ニーズに即した子育て支援を行ない、徳之島町の次世代育成支援に寄与することを目的とします。
? 敬老の日・祝い品配布事業:徳之島町に住民登録を有する方で80歳以上の一人暮らし世帯に対し祝い品を贈り高齢者に喜ばれる町づくりをめざします。
? 心配ごと相談員研修費等助成:住民からは多岐に渡りいろんな相談があります。相談に対しより適切な助言ができ、不安感の軽減につながり住みよい町づくりをめざします。



9, ファミリーサポートセンター事業(町受託事業) 

 地域において育児の援助を受けたい人(依頼会員)及び援助を行ないたい人(援助会員)を会員として組織化し会員相互による育児に関する援助活動を行なうことにより安心して子育てができる環境をつくることを目的とします。会員の募集や援助会員の養成を行い相互の調整や交流を図ることにより子育て世帯の育児支援や家事をサポートします。



10, 福祉サービス利用支援事業(鹿児島県社会福祉協議会受託事業)

 在宅要援護者の中で,判断能力に不安のある方や日常生活を営む上で不安のある方等自らの判断では適切な福祉サービスを利用することが困難な高齢者や障がい者等を支援するため福祉サービス利用支援事業を実施します。
1. 福祉サービス利用支援
2. 日常的金銭管理サービス
3. 預金通帳等預かりサービス



11, 法外援助事業

  ホームレス等の緊急対策として,町及び警察等から法外貸付金申出の相談があった場合,実態調査・把握を十分に行い適当と認められた時に法外援助貸付を行なう。



12, 共同募金会徳之島町支会設置事業

 共同募金・歳末助け合い募金運動に対する地域住民の理解と認識を深め関係機関と協力して募金の目的達成と配分金事業の円滑な業務の促進及び協調を図る。
1. 支会の運営業務
2. 配分調整業務
3. 共同募金運動の推進業務
4. 広報・啓発業務
   


     
13, 日本赤十字社徳之島町分区業務

日本赤十字社社員社資募集事業に対する地域住民の理解と認識を深め,徳之島町分区の目標達成を図るとともに日本赤十字社の使命である人道支援への協力と支援活動に努める。
 徳之島町地域女性連絡協議会、自治会等と協力し社資募集を行ないます。
1. 分区の運営業務
2. 社資社員募集業務
3. 広報・啓発業務
4. 災害救援事業
5. 赤十字奉仕団活動支援及び助成
6. 青少年赤十字加盟校活動支援及び助成
7. 血液推進事業(献血事業)助成及び協力



14, 介護保険事業

 介護保険制度の改正に対応できる体制を整備すると共に効率よく,より質の高い介護サービスの提供を目指します。
1. 居宅介護支援事業(ケアプラン作成及び給付管理業務)
2. 予防プラン作成、支援事業(町からの受託事業)
3. 訪問介護事業(要介護認定者の生活支援)
4. 介護予防訪問介護事業(要支援認定者の生活支援)
5. 通所介護事業(要介護認定者の生活支援)
6. 介護予防通所介護事業(要支援認定者の生活支援)
7. 訪問入浴事業(要介護認定者の生活支援)



15, 障がい者自立支援事業

  障がい者自立支援法に基づき適正かつ円滑に支援を行ない,障がい者が自立した生活を支援するための障がい福祉サービスを推進します。
1. 居宅介護事業(身体障がい認定を受けた方を訪問介護員が生活支援)
2. 移動支援事業(町受託事業)
3. 地域活動支援センター(町受託事業)
 障がい者等の地域の実情に応じ、創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流の促進等の便宜を供与することにより、障がい者等の地域生活支援の促進を図ることを目的に事業を推進します。
4. 障がい者相談支援事業(町受託事業)
 障がい者等又はその保護者からの相談に応じ、必要な情報の提供等の便宜を供与することや、権利擁護のために必要な援助を行なうことにより、障がい者等が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるようになることを目的に事業を推進します。



16, 食の自立支援事業 (町受託事業)

  一人暮らし高齢者等で,身体虚弱なため食事の調理が出来ない方や日常生活を営むのに支障のある方に対して,配食サービスを提供するとともに,安否確認を行ない孤独感の解消や食生活の改善と健康の増進に努める。配達時に利用者の健康状態、生活状況に異変を発見した場合は関係機関に連絡します。



17, 徳之島町在宅福祉アドバイザー活動促進事業(町受託事業)

 高齢者や障害者、次世代家庭等に対し住みなれた地域で安心して暮らすことができるように地域住民一体となって地域のニーズに応じた活動を行い、地域福祉の向上に努める。本会では「きゅううがめら活動」との協働事業として行なう。



18, 地域介護予防活動支援事業(地域サロン)(町受託事業)

  在宅高齢者を対象に地域において集う場を確保し地域住民と協力しながら介護予防活動
をとおし高齢者の健康回復、維持に努める。




19,民生委員児童委員協議会事務協力

 民生委員児童委員協議会事務局を設置し住民の生活状態の把握と生活に関する相談・助言・情報提供・関係機関との連携及び関係機関への事務の協力等を行ない定例会を開催して民生委員児童委員としての質を高め地域福祉の推進に努める。
 


20, 各種研修・会議・大会参加

 社会福祉のそれぞれの職種に専門性が強く求められ、また地域福祉・在宅福祉を充実・発展させるために社協役職員の専門的知識・技術・資質の向上が不可欠の要素であるため,各種研修会参加及び会議の実施等を推進する。



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