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執筆 : 
fukushi 2011-10-31 17:30

10月30日(日)
徳之島3町で合同津波災害避難訓練が海岸付近の集落で実地いたしました。
徳之島町社協職員も31名参加し、
通常の勤務中に津波警報が発令され、避難指示が出された事を想定し、通所介護利用者の避難誘導を行う訓練を実地いたしました。
実際に高齢者、視覚障がい者、妊婦、車椅子体験をし、介助する側、介助される側に分かれて行い、高齢者擬似体験では合計三キロのおもりを手足に装着し、視覚障がい者の擬似体験では白内障用のゴーグルを付け、妊婦体験では、お子さんがいる男性職員が、重さ10キロのおもりをつけ妊婦体験しました。避難場所は徳之島町自動車学校横の旧ホテル跡地で、どのルートが早く避難できるかを確認するために、文化会館側と信号機側の二班に分かれ、時間を測って避難訓練を行いました。旧ホテル跡地に行くまでは、急な坂道が続いていて、車椅子担当で最短8分で到着し、高齢者疑似体験担当は最長14分かかり、ルートでは信号機側は急坂道があまりなく、早く到着する事が分かりました。
避難訓練後、避難訓練の反省もかね職員で意見交換会を行いました。

職員からでた意見をいくつか紹介したいと思います。
・視覚障がい者体験・人の顔が見えない。車も見えない。介護する側の常に声掛けをしてもらえると安心感につながる。
・高齢者擬似体験・高齢者の体はかなり重く思ったより歩けない。道をわたる時車が怖くて、車がかなり遠くにいないと渡ることができない。大またで早く歩こうと思うが足が上がらない。
・妊婦体験・坂道を登るよりも下る時がきつく重かった。
・車いす介助する側・女性一人で押して歩くのはきつく、坂道は3人で押しやっとだった。
今後の課題としては
事故があった時の対応策を決めてから訓練を行うことが必要
警報の音が小さく聞こえずらかったので改善するべき
また実際に災害にあった時は、高齢者1人に対し、誰が担当して決めておくのも必要
周りの避難者にも声掛けをしてボランティアをお願いする。(一緒に車椅子を押してもらうなど)  
バリアフリーされていない道がほとんで車が駐車されていると車椅子では通れなくて大変だったので、避難経路の確保が必要

口の渇きを防ぐために、ぬれタオルを準備して口にあてる

坂道で車椅子介助はとても大変なので、リヤカー感覚で、車椅子に紐をつけ引っ張る工夫をすればよいのではとの意見もありました。

今回の訓練は、改善すべき点が多かったですが、、防災意識が高まり次回実地に向けて役立てたいと思います。

(全職員のボランティア行事保険を掛け実施致しました。)

 

 

擬似体験セットを装着してる様子

 

 

警報がなった直後の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高台まで行きました。

 

 

 

車椅子で坂道を下る時は3人で支えないと安定しませんでした。

 

 

 

 

 

 


         

 

 

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