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- 執筆 :
- fukushi 2011-9-28 14:20
地域福祉ネットワーク「きゅううがめら活動」研修会
9月27日(水)
地域福祉ネットワーク「きゅううがめら活動」の研修会が地域福祉センターで開催されました。104名の方が参加下さいました。
「きゅううがめら活動」の事業内容は、高齢化や少子化、地域形態がが大きく変化し、さまざまな問題をかかえている社会状況に対する公的サービスだけでは対応できない多様な生活課題に対応するため徳之島町社協では、高齢者や障害者、次世代家族等の地域で支援を必要としている要援護者が、住み慣れた地域で孤立することなく、安心してその人らしい生活が送れるように地域住民と各関係機関などが相互に協力しあい、住民参加による小地域見守り助け合いなどの活動を促進し、地域福祉ネットワークの構想に努めることを目的としています。
はじめに貞勝仁会長からの挨拶で始まり、高岡秀規徳之島町長に来賓挨拶をしていただきました。
講演では「東日本大震災支援報告」と題し、瀬戸内町社会福祉協議会榮益宏事務局長を講師にむかえました。
社会福祉協議会災害ボランティアセンターの設置
誰のために?それは被災された地域住民です。
何のために?それは被災者地域の復興です。
なぜ社協が?それは地域や住民に一番近い存在であるから
それは地域の要援護者支援という指名があるから
それは県市町村地域防災計画に位置付けられているから
3月11日東日本大震災があり福島県いわき市へ全九州社協九州ブロック約220名の一員として、ボランティアセンター運営支援に参加され、国内外からのボランティアの方達に作業前のオリエンテェーションを9日間に渡り行ってこられた経験をもとに、震災後の生々しい様子や、メディアでは取り上げられない被災者の生の声、様々なボランティアさん達との交流、そして実際の現場で感じた本当に必要な支援や防災対策について、被災地の悲惨さをただ伝えるだけではなく、復興に向けて立ち上がろうとする現地の人々や、行政関係者、警察、消防、自衛隊関係者の懸命な取組みについて約1時間30分に渡りご講演いただきました。
徳之島町社協の職員白田佳大よる、「きゅううがめら活動」の実践報告をしました。
また、大規模災害に際して、公的機関では対応困難な被災初期の住宅要援護者への声かけ、非難誘導等の支援における課題等を、一人ひとりが身近な問題として促え共通理解し、防災意識を再確認すると共に、安心して住める町づくりについて考える
機会を目的とし、きゅううがめら活動員としての取組み方、見守り活動内容の状況や、支援内容などの説明をしました。